株式会社 Jコスト研究所

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J-Cost Research Center 代表:田中正知 元東京大学大学院経済学研究科MMRC 特任研究員 ものつくり大学 名誉教授 元トヨタ自動車物流管理部長

連載コラム 『Jコスト改革の考え方』目次はこちら

2017年1月より、『Jコスト改革の考え方』というコラムを月に一度の頻度で更新していきます。

第9回目の公開は2月を予定しています。

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代表新年の御挨拶2018年1月4日更新

明けまして御目出度うございます。
今年が皆さまにとって幸多き年でありますように!
又、御社益々の御発展をお祈りいたします。

年頭に当たりまして以下私の念じていることを申し述べます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『自分の頭で考える年にしましょう』

第1章 覚めた目で日本の今を見回すと・・・

(1-1)日本中が『羊の群れ症候群』を患っているようです

中国の古典論語に『由らしむべし、知らしむべからず』という言葉があります。 本来は『民に法律を守れと言うには易しいがその理由を教えるのは難しい』と言う意味だったとのことですが、現在では『国民に政策を信じさせ遵わせれば良いのであって、その真意を知ってもらう必要はない・・・・』という意味に使われています。

その為政者に呼応して国民に中では『政府は国民のことを考えて政治をしてくれているから信用して,言うことを聞いていれば良い』『その政府に盾突き、文句を言うのは不届き者だ・・・』と言う風潮があります。

その証拠の一つが、民主主義の根幹の国民主権の行使である国会、地方議会や首長の選挙においては、諸外国に恥じるような投票率になって居ます。

話は飛びますが,『羊』と言う動物は常に群がる性質があり,隣に羊が居れば此所が安心だと思い込みます。互いにそう思うので,群れている羊は動こうとしません。安心して何も考えずただ眼前の草を食い続けると言います。

それ故羊飼いは,賢い犬の知恵と勇気を使って,羊の群れを飼い主の思うように動かしているのだそうです。

羊の天敵であるオオカミは,リーダーの賢くて強力な指導力と,強いメンバーシップの下で獲物を探して山野を駆け巡り,獲物を見つけると阿吽の呼吸で役割を分担し,獲物を追い込み,餌食にします。

オオカミに比べると,獲物にされる羊の群れの何と愚かしいことか・・・。肉食獣から見れば『羊の群れ』は獲物ですが,宗教家から見ると救うべき迷える民衆となるようです。とにかく,来し方,行く末を考えず,隣に仲間さえ居れば安心してひたすら眼前の草を食す羊の群れに似た民衆を『羊の群れ症候群』と言っているようです。

そして今,私には日本国中がこの『羊の群れ症候群』を患っているように思えてなりません。

(1-2)日本がドンドン追い越されて行く・・・

1978年,私は現地の自動車工場を調査の為に初めて東南アジア諸国を訪問しました。

独立国として戦禍を免れたタイ王国は別として,インドネシア,マレーシア,フィリッピンは太平洋戦争と,その後の独立戦争からの復興途上で,道路用の土地は広く取ってありましたが,いわゆる掘っ立て小屋が多くありました。中にはトヨタのロゴが付いた家があり,聞けば自動車用部品を送るのに使った梱包資材を流用しているのだとか・・・,そんな貧しい状態でした。

写真1 杭州のホテル26階からの景色
写真1 杭州のホテル26階からの景色

この写真は,昨年中国浙江省杭州のホテル26階から撮った街並みです。 文化資産としての旧市街地は一部に残すものの,区画整理をやり直し,高層ビル群に建て替えられています。

写真2 東京スカイツリーからの景色
写真2 東京スカイツリーからの景色

写真2は,東京スカイツリーから見た東側の地域です。荒川,中川,江戸川が見渡せる,いわゆる海抜ゼロメーター地域です。1970年代のままの街並みは,道幅は狭く,木造2階建てが多く,関東大震災時,東京大空襲では猛火に襲われ多数の犠牲者を出したと頃と同じ状態にあると言われています。

2011年の東日本大震災を機に,ここ30年以内に50%を越える確率で東海大地震や南海大地震が起きると警鐘が鳴らされ,あちこちに『此所は海抜○○メートル』と言う表示が目に入るようになりましたが,2020年に東京オリンピック開催されるという決定されると,紙面から消えてしまったような気がしてなりません。

話題を変え,街並みから社会生活に目を向けると,『報道の自由度ランキング』ではネットで調べると2007年の11位から下降を続け,2017年では何と,世界の主要7カ国(G7)では最下位,世界では72位まで下がっているとあります。

また,女性の社会進出を妨げる見えない障壁を表すと言う『ガラスの天井指数』では,経済開発機構(OECD)加盟国29カ国中28位で,最下位は韓国となっています。因みに上位は北欧系が占めています。

写真3 中国での表彰式
写真3 中国での表彰式

写真3は昨年パネリストとして招かれた人材育成ホーラムでのショットです。赤い洋服の女性が主催社の社長で(彼女が起業したという・・・),関係する1,000社を集めて功労者を表彰している場面です。彼女の上手(向かって右側)にいる4人は,表彰された会社の経営者です。舞台上の5人の社長のうち,女性が3人いることになります。フロアーに居た参加者の半分は女性でした。これが世界の常識なのです。日本の男ばかりの社会が,如何に異常なモノであるのか・・・をご認識下さい。

(1-3)大学がドンドン途上国に抜かれていく・・・

1995年頃から初歩的ミスが原因で起きた大事故が目立つようになりました。

1999年9月30日東海村JOC臨界事故が,それを代表しています。これに対処すべく,国としては小渕内閣の下で『ものづくり基本法』が制定され,経団連(豊田会長)も全面協力という形で『ものづくり大学』を逐次全国に設置する計画でした。2000年12月に裏で政治家が絡んだ収賄事件が発覚し,残念ながら行田市の1校のみの設置に終わって仕舞いました。

私はトヨタからこの『ものつくり大学』に派遣され,開設から『ものづくりの基礎』を,『自作艇の競漕』という特異な授業を考え出し、6年間教えてきました。昨年10年ぶりにオープンキャンパスを訪問したら,すっかりアカデミックなたたずまいになり,先生方も入れ替わっていましたが,『ものづくりに対する熱意と取り組み』の伝統は脈々と生きていました。この事を私は誇らしく思いました。

この時の大学教育への問題意識は,世界トップの技術を持った町工場『三鷹光機』の中村義一社長(当時)の入社試験にも展開されていました。課題として,紙で飛行機を作らせて,長く飛んだ順に成績を付けたと言うコトです。この試験で東大の工学博士が[不採用]になったとして有名になりました。社長に直接お話を伺った事がありましたが,「狭い分野の中で研究を重ねてきた人は,プライドだけは高いが他分野の知識がなく,『ものづくり』には向かない・・・」と言われ,意気投合した記憶があります。

私は,東南アジアにおける国別の工学部の実力の一つの尺度は『ABUロボコン』の成績に表れると思っています。1991年から始まったテレビでお馴染みのNHK大学ロボコンは,日本の枠からはみ出し,2002年からはアジアー太平洋ロボコン大会となったのですが,今まで16回の優勝大学を国別で表せば残念ながら下記のようになります。

ベトナム
①③⑤⑬⑭⑯
中国
⑥⑦⑧⑨⑪
日本
④⑫
タイ
②⑩
マレーシア

10年間も先行して来た日本勢が,開発途上国とされてきた国々に,特にベトナムに歯が立たない惨状を呈しています。20世紀は日本のものづくりは体をなしていたかも知れませんが,21世紀になるとこのありさまで,日本の工学部の実力は,学生だけでなく,教授陣も,支援体制も後れを取っていると考え,抜本対策を練る時期にあると思います。

(1-4)日本のものづくり産業が買い取られていく・・・

新聞紙上で見ると,20世紀日本を支えてきた大企業が21世紀になると力を弱めてしまい,中国や韓国等の軍門に降っていく記事が沢山載っています。

こうなってしまった推定要因は,先回11月11日付けてお話ししました。

おさらいすれば,各社とも20世紀にはしっかりとした『業務規定』を作成し,教育してきたはずですが,1995年頃から会社業務の本格的電算化が始まり,ERP化されたことによって,社員が守るべき『業務規定』の大枠がコンピューターソフトの中に入ってしまい,社員はコンピューターの命じるままにキーボードを操作すれば,一通りのことは出来るようになって,そのことから,『業務規定』について何も教えることなく,仕事に就かせてきたため,今では肝心の『業務規定』の中身を語る人が居なくなってしまった・・・と考えるべき会社が多いのでは・・・と言うコトでした。

第2章 今年はどう取り組むべきか・・・

前の章で,一般論として日本国中に漂っている風潮を『羊の群れ症候群』としてズルズルと世界の流れから取り残されて生きつつある現象を御説明してきました。ここまでお読み頂き,御社が『羊の群れ症候群』のなっている可能性があるとお感じになったら,今年はどうすべきか?その取り組み方を考えてみましょう。

この典型的な症状は,自分の考えを持たないようにして,まわりに気を遣い,その空気に溶け込むことで,構成員の一員である自分を見いだし,安心することにあります。

かつて,『サラリーマンの心得』として皮肉たっぷりに言われた言葉に

『遅れず,休まず,仕事せず』

と言うのがあります。組織の中で空気を読んで,目立たないようにして給料だけもらってくる・・・これがサラリーマンの生きる道・・・と信じて疑わない。これが典型的な症状です。

そしてこの考え方そのものが,日本の生産性を低下させている元凶の一つなのです。以下その病状にならないようにする処方箋を考えてみましょう。

(2-1)部下1人ひとりが自分の頭で考えるように仕向ける

そのためには,通称『トヨタのA3』と呼ばれて居ますが,自分で調べ,考えたことをA3用紙1枚で報告させるようにすることです。その上で,出したと言う成果がただ偶然得られたものでは無く,理路整然とした分析と的確な行動によるモノで無ければ仕事として認めるわけにはいかないのです。

此所で思い出すのはイチローの言葉です。

『記者の皆さんは,ヒットが無いと調子が悪いと言いますが,私自身は①相手の配置を観察しセーフになる打球の軌跡を読むこと,②読んだ軌跡通りに打てる事を目標にしています。①と②が出来れば私の調子は良く,結果としてアウトだったら相手の守備を褒めるべきと考えています。』

と言う趣旨の発言でした。

記者のヒットか否かの管理は,『結果の管理』と言い,『運』任せです。一方イチローの管理は,①と②の技量を上げてヒットを増やすという『プロセスの管理』で,これを続けることで成績の維持向上が期待できるのです。

トヨタ生産方式では『品質は工程で作られる』とあるように,徹底して『プロセス管理』を大事にします。そして会社が急成長した1970年代に当時の豊田英二社長の鶴の一声で,『管理能力向上プログラム』として,部課長に対し,年度方針の展開結果を,『A3 1枚でまとめ8分間で報告』させることにしたのでした。爾来,会議資料はすべてA3 1枚に纏めることが定着し,2000年に『ものつくり大学』に赴任するまで,私自身も報告書,会議資料はすべてA3で行っていました。

以下に御説明します様な手順を踏んで得た膨大な資料を,『A3 1枚』に理路整然と纏めようとしてあがいている中から,『幹と枝葉末端』,『原因と結果』,『目的と結果』を見極める『ちから』が付いてくるのです。この『ちから』こそが『思考力』であり,『信念』であり,まさに追い求めている『管理能力』なのです。

(2-2)A3の書き方

色々な本が出ていますが,日本科学技術連盟のQCサークルの発表形式が一番手っ取り早く,参考になります。具体的に御説明しますと以下のようになります。

皆様は,PDCAで物事を考えるように指導されていると思いますが,今現在のやり方にどんな問題があって,それをどう変えていくかと言う取り組みでは,先ず CAがあり,その後本対策としてのPDCAと言う順序になります。以下具体的には

C(Check)とは,
『現地・現物・実情・実態』を言います
A(Action)とは,
『応急処置』,『当座の対応』を言います
P(Plan)とは,
System設計を含めた本対策を言います
D(Do)とは,
本対策の計画的な展開を言います。
1(実施結果のチェック)
効果の確認を言います
1
残された課題と今後の展開を言います
(2-3)『現地・現物・実情・実態』の調査の仕方を説明します
現地;
実際に現象が起きた現場に行って,起きた時間の状況を把握
現物;
実際にそのモノを直接観察して真因を探る・・・

上記『現地現物』は本人自らが自分の五感で確認することを意味します

実情;
自分の五感では感知できない事柄を当事者から聞き出すこと
現地の法律,習慣,宗教的タブー等々
実態;
上記『現地・現物・実情』を総合判断して,何がどのように定常的に成されているのかを,今の実態を正確に把握すること

今の実態を是認すると,『ミイラ取りがミイラになってしまう』事になります。今の実態を否定すれば,現場から『分かってもらえない』と拒否されます。

それ故,ここでは是認でも否定でも無く『把握』という言葉を使っています。

『把握』した上で,理想(あるべき姿)通りにすることを妨げている要因の内,自分達では変えられない要因と,変え得る要因(真因)を調べ上げます。

トヨタ生産方式では『真因』と言いますが,TOCでは『 Constraints』と言って,よく調べてみると『現場の思い込み』や『特定個人(黒幕)からの圧力』であって変更できる場合が多いのです。ですから,『把握』した実態から合理的な判断でこれが真因では無いかと言う『仮説』を導き出し,それをひとつ一つ検証していくことが問題解決に繋がるのです。

ここで言っている『真因』がどんなモノであるかの例え話をします。

写真4 6本の5寸にんじん
写真4 6本の5寸にんじん

社員食堂の,にんじんジュースの味がおかしいと言う事件が起きました。レシピは2個のリンゴに対してにんじん1本の割合でミキサーに掛けて作っていました。担当者は変わったが,レシピ通りにやっていると言います。購買担当は,何時も新鮮なにんじんを仕入れていると言う・・・・何が真因か・・・?

そこで仮説を立てます。ジュースの味はリンゴとにんじんの比率と,ミキサーに掛ける時間が要因と考えられますが,工業製品は大きさは同じなのに,農産物は規格の幅が大きいのが普通です。大きさのバラツキが『真因』であると仮説を立て,実態の把握に入りました。最初にレシピを作った人は,写真4にある5寸にんじんを使って,リンゴ2個とにんじん1本の比率を決めたと言う事でした。

ジュースを作る現場に行ったら,写真5のように種を蒔きっぱなしで間引きしてない栽培法でわざと小さいにんじんを多くした不揃いの3寸にんじんが準備されていました。

購買担当者に実情を聞くと,小さいにんじんをまるごと入れた洒落たスープ用に仕入れたモノで,大きめのモノはジュースにする言うことで不揃いのにんじんを仕入れて原価低減案を図っていると言う事でした。それで『真因』はリンゴとにんじんの比率を『重量比』にしてなかったことと,部署間の連絡不足でした。

写真5 33本の3寸にんじん
写真5 33本の3寸にんじん

このように真因の仮説を立てては検証し,実証されれば対策をして問題の根本解決を図っていくのです。

(2-4)『応急処置』,『当座の対応』とは

取り敢えず発生した不具合による被害を最小限にする処置で,品質不良であれば,人海戦術で不良品をはね出し手直しすることなど言います。あくまでもこのレベルは暫定対策に過ぎないと認識しなければいけません。

(2-5)Plan(本対策計画)とは

このような不具合が再発しないように,徹底的な真因追求と,本対策への道筋を,要員計画から予算計画まで入れた具体的なスケジュールを立て実施することを表します。

(2-6)Do(計画の実現状況)とは

Plan通りに遂行できたか否かを書きます。

(2-7)実施結果のチェック

計画を実施した結果。所定の効果を上げ得たか否かをエビデンスで実証します。

(2-8)残された問題と今後の展開とは

本対策で未だ不十分なところがあれば,その追加対策案を報告し,充分であれば,次に取り組むて課題を明らかにします。

(2-9)A3一枚でまとめる

上記をA3一枚でまとめることで,何が本筋で,何が枝葉末端かを見極める力,いわゆる管理能力を身につけさせて,『羊の群れ症候群』から部下を快復させる事をお勧めします。

第3章 まず自社から日本再生をお始め下さい・・・

中国の古典大学に『身修まってのち家ととのう。家ととのいてのち国治まる。』と言う有名な言葉があります。今風に言えば『出来ることからコツコツと』という事でしょう。

日本国中を一度に変えることは出来ませんが,1社ずつ戦線に復帰していけば,世界最強のものづくり軍団の復興も夢ではありません。

そんな心意気で,2018年の新年を機に御社のご活躍と,飛躍をお祈り致します。


さてここからは余談になりますが,今回ご紹介しましたA3手法のうち『現地・現物・実情・実態』の威力を, 一度お試し下さい。テーマは,昨年末マスコミを賑わしたいわゆる『日馬富士暴行事件』が良いと思います。

と言うのは,皆様はほぼ同等にマスコミからの情報を得ているからです。

お試し頂くと,違った実態と真因の『仮説』が浮かび上がって来ると思います。

これが皆様ご自身で考えて得られた,何人も犯すことにできない皆様の財産なのです。

ここに,マスコミの報道では欠けて居たり,故意に流さなかったと思われるエビデンスがありますので,参考までに加えさせて頂きます。

E1;
相撲という特徴を捉えた,浄瑠璃,後に歌舞伎の定番となった『双蝶々曲輪日記』の,「堀江角力小屋の場」の要約をネットでお読み下さい。
そこでの登場人物で大関濡れ髪長五郎を白鳳,素人相撲の離れ駒の長吉を貴の岩に当てはめてお読み下さい。
E2;
白鳳から金星を奪った後で,仲間との飲み会で貴の岩が「これからは俺たちの世界だ」と言った耳にした白鳳が,2人のモンゴル系横綱を誘って,横綱3人組での飲み会に乗り出し,「おまえ最近,偉そうなことを言っているじゃないか」と部屋が違う(別の会社)力士に対し1次会で説教し,更に2次会で先輩に対する礼に欠けると言う理由で咎め,モンゴル語を交え延々とネチネチといじめ抜いての後の傷害沙汰と言う事。モンゴル語の分からない同席した日本人に何が起きているのか説明できない状況だったと言う事。
E3;
千代の富士は,本場所では不利になりそうな力士に対しては,出稽古の場を使って,しかも横綱という立場を使い地獄の可愛がりをして,本場所での星を稼いだと言う評判が立っていたとの事。
E4;
約半年前,モンゴル放送で白鳳と朝青龍との対談番組があり,モンゴルの諺,「施しをするなら知らない人より知っている人にやるべきだ」という言葉を確認し合っていたという報道があります。相撲言葉に言い換えれば,困ったときには星のやり取りをしましょうと同意義になる言葉である事。
E5;
貴乃花親方は,横綱時代,大関若乃花と同点決戦を強いられ,実兄弟で優勝争いをするという前代未聞の厳しい場面を乗り越えてきています。それ故,他の部屋の力士との飲み会は厳禁していた事。
E6;
現場に居合わせなかった貴乃花親方に再三再四協会が『事情聴取』を求めると言う事はナンセンス,示談書にサインせよと言う意味か?

以上のエビデンスを 『現地・現物・実情・実態』の手法で解析すると,決して口にすることが出来ないような『実態』が存在し、それをめぐっての駆け引きであろうと仮説が成立します。実際はそれを検証していくのです。

トレーニングとしてお試し下さい。

最後になりましたが,本年も弊社お引き回しのことをお願い致します。

2018年元日
(株)Jコスト研究所 代表 田中正知